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フランス凱旋門賞のレース距離

 



1920年の10月に、凱旋門賞レースの第1回目が開幕しました。

しかし、当初は海外からの集客や出馬数がふるわず、さらに第2次世界大戦で開催が中止になったこともありました。

それが1950年以降賞金額トップクラスを実現し、開催数を重ねるごとに国際的なレースとしての品格が上がっていきました。


1955年にはイタリアがほこる競走馬・リボーが、同じく1956年にも優勝し連覇を達成しました。

また、1965年にはフランスのシーバード、1986年にはイギリスのダンシングブレーブ、そしてラムタラ・パントレセレブル・ザルカバ・シーザスターズなど、歴史的な名馬たちが登場することになったのです。


ちなみに、凱旋門賞は2400mのレースですが、これは現在世界標準といっても良い長さのレースになっており、ぞくに「チャンピオンディスタンス」「クラシックディスタンス」などと呼ばれています。


ただ、実力がある馬でも2400mより短距離を得意とする競走馬がいたりするので、2400mで強い馬が世界一かというとそうも言えない部分があります。

とくにアメリカはスピード重視の国でメイントラックも2000mが主流なので、凱旋門賞やキングジョージ・ブリーダーズカップ・ドバイシーマクラシック・ジャパンカップ・香港バーズなどの2400mトラックに出馬する馬が少ないのも、この理由が影響しています。


(参考文献:凱旋門賞とは何か?/宝島社新書,2013)





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